ときわ鉄道情報局

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。


豊橋鉄道の終着駅、三河田原の構内です。

2013年に駅の構内や駅舎が全面的に作り変えられ、新しくなったそうで、前回訪問したときとは全く異なる駅になっていたので、今回訪れたときはびっくりしました。

旧駅舎時代は2面3線で、駅舎は単式ホームに面して設置されていましたが、新しい駅舎では、頭端式ホーム2面4線と留置線1線を有する駅となっていました。

新しくなった駅舎には、冷房完備の電車バス待合室があり、観光情報コーナーも設置されていました。

車両がカラフルトレインとしてリニューアルされたこともあり、「地域に根付いた新しい豊橋鉄道」を実感しました。


かつて渥美線で活躍していた、デキ211です。

渥美線の沿線に何か保存車両はないのかとスマホで探していたら、デキ211が沿線のテーマパークに静態保存されていることを見つけました。

今回、多少時間を費やしてでも撮っておかなくては、もう二度と訪れる機会はないだろうと思い、三河田原駅からバスを乗り継ぎ、30分かけて、テーマパーク(サンテパルク田原)を訪問しました。

デキの保存状態は結構良く、パンタグラフも上がった状態でこのような綺麗な写真を撮ることができました。


豊橋鉄道デキ211の室内、運転台です。

運転台は、運転手が進行方向に対して横向きに乗るようなタイプのようです。

因みに、この機関車は1925年(大正14年)の日本車輌製造製で、元愛知電気鉄道のデキ360です。

1935年に愛知電気鉄道が名岐鉄道を買収し、名古屋鉄道のなった後もデキ360として活躍しました。

このうち、デキ362は渥美線で運用されていましたが、1954年に渥美線が豊橋鉄道に譲渡されると、デキ362もそのまま豊橋鉄道に転属しました。

デキ362は、1968年にデキ211に改称されましたが、そのまま貨物用として使用され、貨物廃止後も入れ替え用として残っていましたが、1997年の架線電圧1500V昇圧の際に引退となりました。


デキ211とともに、サンテパルク田原で静態保存されているのが、このデワ10という電動貨車です。

元は渥美鉄道のデハ100形で、同線の開業に合わせて1923年に導入かれました。

渥美電鉄の名古屋鉄道合併後はモ1形と改称されましたが、1943年には電動貨車に改造され、デワ30となりました。

渥美線が豊橋鉄道に移管された後も同線で活躍、1973年にはデワ10形と改称されました。

晩年は、構内入れ替え用として大事に使用されていましたが、1997年の同線昇圧のタイミングで廃車となりました。


サンテパルク田原に静態保存されるデワ11の車内です。

電動貨車は、静岡鉄道でも同様の車両がありましたが、車内に入ったのは初めてです。

車内のは作りが木造となっているのが、製造された時代を感じます。

ワム1両にも満たない程度の積載スペースですが、貨物需要がこの程度のしかない小規模な鉄道では、こうした車両が使い勝手が良かったのでしょう。

渥美線の場合、電動貨車は導入されたものの、小型車の為、増加する貨物量に耐え切れず、晩年まで構内の入れ替え用としてずっと使われていたようです。



サンテパルク田原でデキ211とデワ11を撮り終わった後は、三河田原駅に戻り、新豊橋駅を目指しながら途中下車をして、カラフルトレインを撮り続けました。

写真は、1809F編成上り「桜」号です。

桜は日本至るところで見かけるのとができますが、渥美線沿線では向山緑茶(豊橋鉄道市)や滝頭公園が有名で、花見のとが時期には多くの人で賑わうそうで、カラフルトレインでも採用されました。

ピンク色は、イマイチこの車両には似合わないかな。


豊橋鉄道の1800系は、元は1967年から1972年にかけて製造された東急7200系ですが、もっとも新しい車両でも車歴は40年を超えています。

同時期に上田電鉄(上田交通)に譲渡された7200系は既に引退し、現存するのは、ここと十和田観光から電鉄から譲渡を受けた大井川鉄道に残るのみ。

また、同じ車両ではありませんが、東急7200系をベースとして製造された静岡鉄道の1000系も新型車両への置き換えが始まっています。

1800系も、そろそろ置き換えの話が出てもおかしくない時期です。



豊橋鉄道を訪問した後、尾張一宮で一泊し、翌朝に四日市方面に向いましたが、その途中、稲沢駅で少し時間をとって構内で休む機関車をウォッチしました。

写真は、JR貨物のEF64です。

現在、JR貨物所属のEF64は、すべてここ愛知機関区に集中配置され、古いデータですが2015年3月現在では、41両の配置数です。

全てが1000番台車で、運用範囲は首都圏から山陽本線、伯備線までとかなり広範囲にわたっていますが、最近では首都圏ではEF210の進出が目立ち、EF64の運用は少なくなっています。

首都圏でEF64が見られなくなるの日も、それほど遠くないかも知れません。





EF64と共に、愛知機関区のを拠点としているのが、関西本線で活躍するDD51です。

関西本線は直流電化されていますが、四日市にある塩浜駅や太平洋セメントへ向かう支線など、非電化区間も残っていることから、ディーゼル機関車であるDD51が活躍しています。

しかしながら、DD51は老朽化などにより、今後はDF200に置き換えられることになっています。

DD51は、自分にとってはお気に入りの機関車です。

いつ引退するか分かりませんが、それまでもう1~2回は関西本線を訪れたいと思っています。



愛知機関区で休む、国鉄色のDE10です。

かつては全国の至るところで見かけることができましたが、DE10の得意とする亜幹線や地方ローカル線などを走る貨物列車の大幅な削減・廃止に加え、最近ではHD300の増備により入換機の淘汰が進んいることから、現在急速にその数を減らしているようです。

JR貨物の平成28年度事業計画の中では、「非電化区間・構内入替用DE10形式の老朽置換となる新形式ディーゼル機関車の開発」の記載があり、具体的な導入事業などは分かりませんが、この新型機関車に置き換えられるのもそう遠くはないはずです。

DE10も機会があれば今のうちに撮っておいた方が良いでしょう。