ときわ鉄道情報局

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。


新京成電鉄の8800形です。

以前は8両編成12本(96両)陣容でしたが、2006年以降、6両編成化の工事が始まり、現在では全ての車両が6両編成となったようです。

6両編成化は、8両編成から中間車の2両を抜き、抜いた車両に搭載されていた空気圧縮機などの補機類を残った車両の制御車などに移設して行われました。

また、抜かれて余剰となった中間車は、集められて一部が先頭車化改造が行われた上で必要な装備が施されて、6両編成化されました。

こうして、8800形は6両編成16本に再編成されました。

新京成電鉄では、6両短縮車をA編成、先頭車化改造車などをB編成として区別しています。


ツイッターでも同じような写真を掲載しましたが、京成津田沼駅にて停車中の、新塗装の8800形です。

新しい塗装は、上が白で下がピンクという斬新で明るい基調の塗装です。

「ピンクなんか、鉄道車両には似合わないなぁ」とずっと思っていましたが、実際に新塗装の8800形を見た感想は、想像していたよりもずっと良かったです。

8800形にツートンカラーは似合いますね。

そういえば、一部でもピンク色を使っている車両といえば、京王線や名鉄300系などでもピンクは使われていましたね。

数年後には、新京成の電車はこの塗装ばかりとなります。


先日、東急田園都市線を訪問したので、今回からこの関係のネタが続きます。

田園都市線は、渋谷と中央林間を結ぶ都市型の路線で、東横線と並ぶ東急の基軸
路線でもあります。

自分が子供の頃、渋谷から二子玉川の間は新玉川線と呼ばれ、直通先の半蔵門線は永田町までしか開業していませんでした。

確か、まだ乗り入れ先(当時は営団地下鉄)の半蔵門線用の車両も導入されておらず、この路線で活躍するのは8500系ばかりだった記憶があります。

時代は流れ、半蔵門線が全線開業し東武の列車が乗り入れ、東急や東京メトロ側でも新しい世代の車両が登場し、今では様々な種類の車両が走る路線となっています。

そんな中、昔から馴染みのあるこの車両を見かけると、なんとなくホッとします。

個人的には、今でも東急といえば真っ先にこの車両を連想します。


田園都市線で活躍する8500系です。

初期車が導入されたのは1975年、そんなに古い車両という印象はなかったのですが、既にデビューから40年以上が経過しています。

半蔵門線直通用としては、2014年度だと10両編成24本で、現在の最新保有数は把握していませんが、それほど違いはないと思われます。

東横線への5050系導入もすでに一段落していますが、田園都市線8500系置き換えの具体的な予定も発表されていないので、もうしばらくはこの車両の活躍を見ることができそうです。



最近では、黄色い東急や赤い西武電車など自社のコーポレートカラーでない車両を見かける機会も少なくありませんが、こちらの青い東急8500系は以前から結構走っています。

この編成は、東急ケーブルテレビの宣伝用に指定され広告が統一された際に青帯となったもの。

当初は側面に帯はなく、前面貫通扉に「東急CATV」のステッカーもの貼ってあったそうです。

現在はその広告宣伝の指定もなくなって他の車両と同じような扱いになっていますが
なぜか青帯だけは残ってそのまま運用されています。

おそらく引退するまでこのまま運用されるのでしょう。


田園都市線で活躍する、東急5000系です。

主要機器は東急3000系がベースとなっていますが、車体はJR東日本のE231系がベースの車両。

東急版E231系とも言えますが、前面のデザインが異なるだけで全く違う車両に見えて来るのは不思議です。

山手線のE231系500番台車は、当初編成内に6扉車を組み込んでいましたが、同線にホームドアを導入するため、4扉の中間車を後から新製、6扉車と置き換え、まだ車歴の浅い6扉車を廃車しました。

東急5000系も同様で、ラッシュ時の乗降時間短縮と混雑緩和を目的に、6扉車を組み込み運用されていますが、2020年までにホームドアを設置することになり、車歴の浅い6扉車を4扉車に置き換えて汰しようとしています。(順次実施中。)

こんなところまで、E231系と同じです。



東急5000系です。

こうして見ると、10編成の長さをあらためて実感することができますね。

田園都市線用として導入されている5000系は、10両編成18本(180両)で、全車とも長津田検車区の所属になっています。

保有車両数は8500系(240両)よりも少なく、運用範囲もかなり広いので、それほど頻繁に見かける訳ではありません。(田園都市線から、東京メトロ半蔵門線を経由して東武伊勢崎線の久喜駅・日光線の南栗橋駅まで走っています。)

ところで、先日、東急の鉄軌道事業設備投資計画が発表されましたが、その中で、2017年度の導入を目指し新型車両の製造に着手することが記載されています。

詳細は記載されていませんが、新型車両の導入により、8500系の淘汰が進むものと思われます。




東急5000系の6扉車です。

6扉車の導入は、5000系デビュー当時から行われたものではなく、2005年2月以降順次実施されていきました。

田園都市線の混雑はかなり深刻になっていたと思われ、2010年6月では10両編成のうち6扉車を3両連結した編成が15本となり、朝ラッシュ時には活躍していました。

東急側では、2020年までにホームドアを設置しますが、これに対応しない6扉車45両は全て4扉車に置き換えられることになりましたが、置き換えは既に2016年1月から開始されています。

ホームドアの導入による6扉車の置き換えは分かるのですが、混雑緩和を目的に6扉を入れたのに、それを元の4扉車に戻して、混雑緩和の問題は大丈夫なでしょうか?

問題ないとすると、わざわざコストをかけて4扉車を6扉車置き換えた効果、意味はあったのか、疑問が残るところです。


田園都市線の二子玉川-溝の口間は、複々線で大井町線の列車も走るため、こちらで活躍する列車も撮ることができます。

写真の9000系は、元は東横線で運用されていた編成です。

9000系は1986年に登場、1991年までに東横線に8両編成14本、大井町線に5両編成1本が導入されました。

しかしながら、2009年以降5000系列の東横線大量増備に伴い、同線の9000系は中間車3両を抜き大井町線に転属となりました。

現在、大井町線では生え抜きの1編成を含め、15編成が運用中です。


大井町線で運用中の9000系です。

既にデビューから30年が経過しており、パンタグラフのシングルアーム化や行先表示器のLED(最近ではフルカラー)など、細かな部分で変化しています。

元々、9000系は当時は計画中だった東京メトロ南北線や都営三田線への直通運転運転を想定して導入された車両ですが、南北線への急勾配が出力不足で対応できないことや、ホームドアに対応していないことなどから乗り入れは実現せず、その後実施された副都心線への乗り入れでは大規模改修が必要となることから、東横線を追い出され、大井町線に転属しました。

当時の最新技術が導入され、初期故障もありましたがそれなりに良い車両かとはず。

大井町線では永く活躍して欲しいです。