ときわ鉄道情報局

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。


5月の連休中に、京浜急行を訪れました。

しばらく、京急ネタが続きます。

今回は、横浜より先(三崎口方面)の某駅で活動しました。

写真は、毎度おなじみの1000形と1500形の並びです。

1500形は地味な電車であまり話題になりませんが、けっこうバリエーションもあり、いろいろ調べるとけっこう興味深い車両です。

初期車の車体は普通鋼製ですが、途中からアルミ車体に変更されていて、前者と後者では前面の形などが若干異なるそうです。



現在、淘汰の進んでいる、京急800形です。

以前は、普通列車といえばまずこの車両で運用されていたというほど頻繁に見かけ、正直ウンザリするしたくらいですが、最近見かける頻度も極端に少なくなった気がしします。

800系は1978年から1986年にかけて132両が製造され、当初は3両編成が基本でしたが、後に全て6両固定化が実施されました。

廃車は2011年度に始まり、2015年3月時点では、8編成が既に廃車になっています。

最新の保有車両数は把握していませんが、京急では今後も1000系の増備を予定しており、置き換えの形て800形の淘汰は進んでいくものと思われます。



京急800形どうしの並びです。

行先表示器、1灯式の前照灯などを上、その下に運転席窓を対照的に配置し、黒枠で囲み、その周りを白く塗装したデザインは非常に個性的で、なんとなく丸みを帯びていることから「ダルマ」とも呼ばれています。

客用扉は京急で最後となった、片開きで、屋根上の冷房装置は、先頭車が分散式、中間車が集中式となっています。

デビュー当時は、3両が基本の編成単位で、現在乗った2100形や1000形のように窓周りが白く塗装されていました。


京急1500形の並びです。

京急でもっと地味な車両ですが導入された車両数は多く、1985年から1993年の間に166両が製造されました。

但し、2012年に発生した土砂崩れによる脱線事故て大破した8両が廃車になっているので、現在の保有車両数は158両です。

1500形が製造された時期は、新しい鉄道車両に対する技術、特に電車のVVVFインバータ制御方式に関する技術形著しく進歩しました。

この為、1500形では初期車では、界磁チョッパ制御となりましたが、1990年以降の増備車からGTO素子によるVVVFインバータ制御が採用されました。

他の私鉄などでも同様で、同じ形式の車両で製造時期によって制御方式の異なる例は沢山ありますね。

なお、界磁チョッパ制御車については、現在IGBT素子によるVVVFインバータ制御への交換・改造が順次行われています。



京急1000形と600形の並びです。

前面のデザインがほとんど同じなので、鉄道に興味のない一般の方には、あまり違いは分からないかも知れません。

前面形状は、大きな3次元曲面で構成され、貫通扉は車掌台側に配置されプラグドアとなり、よりスタイリッシュなデザインとなりました。

最初は、600形で採用されましたが、ワイパーカバーはデビュー当時はグレーで塗装されていました。

このデザインは、その後登場した2100形や新1000形で引き継がれたため、「京急の顔」となりました。

2100形や新1000形では、ワイパーカバーに形式名がスリット状の抜き打ち文字で表示されましたが、600形でも2009年以降実施された更新工事で同様の表示が行われるようになりました。

新1000形のステンレス車(6次以降増備車)では、ワイパーカバーが廃止され、デザインも少し変わったような感じもしますが、基本的には従来通りの「京急顔」です。

今年3月から登場した1000形1800番代車では、前面に貫通扉が設けられた為、前面デザインが従来とは異なるものとなり、話題を集めています。