ときわ鉄道情報局

鉄道車両に関する記事・鉄活動記録の他、模型の紹介なども掲載していきます。


今回から、西武多摩川線ネタです。

多摩川線は、個人的にはあまり縁のある路線ではなく、終着駅までは乗り通したことがなかったので、今回訪問してみることにしました。

多摩川線は、中央線の武蔵境を起点として、府中市の是政まで延びる8キロの盲腸線です。

全線単線で、まるで中小のローカル私鉄のようですが、これも立派な西武鉄道の路線。

お目当は、もはや西武鉄道では貴重な存在となった新101系です。


西武多摩川線の武蔵境駅は、単線のローカル線には似合わないような近代的な高架線で、1面2線の島式ホーム、屋根付きです。

武蔵境駅は、以前はJRと共同の橋上駅で、管轄はJR東日本、改札内も共用していたそうです。

2002年から2009年にかけて、この付近の連続立体交差化工事が実施されましたが、この関係で西武鉄道のホームも高架化され、構内や改札口もJRから分離され、今の形になりました。

以前は島式ホームの1線分しか西武多摩川線用として使用できませんでしたが、今は3番線・4番線の2線が使用できます。

実際の運用では、3番ホームがメインで使用され、4番ホームは早朝の一部の列車で使用される程度となっているようです。


武蔵境駅のホームから是政方面を撮った写真です。

向かって右側の線路からJR中央線との渡り線が設置されています。

多摩川線は、他の西武線とは接続しておいませんがら、ここで使用される車両の大規模な検査や整備は武蔵丘車両研修場(池袋線武蔵丘信号場から分岐)で対応しているため、その間の車両の回送はJR線路経由で甲種輸送の形で行われています。

JR線との渡り線はそのために必要とのるもので、高架化の際にもわざわざ設備されました。

ちなみに、甲種輸送はこの渡り線からJRに入り、新秋津駅まで貨物列車として機関車に牽引され、新秋津駅から所沢駅を結ぶ連絡線を経由して西武線に入ります。


多摩川線の白糸台駅です。

車両基地もあるので、レイアウトの参考に所沢思い、途中下車しました。

駅は島式ホーム1面2線の構造となっていて、駅舎はその西南側にあり、駅舎とホームは構内踏切で繋がっているのですが、写真はその構内踏切からホーム側を撮ったものです。

白糸台駅は、1917年にこの路線が多摩鉄道として開業した際は北多磨という駅名で、この路線の終着駅だったそうです。

(その2年後に路線はここから常久:現在の競馬場前まで延長され、北多磨は中間駅となりました。)

駅名が白糸台駅に変わったのは2001年と意外と最近のことで、隣の多磨墓地前駅が多磨駅に変わったので、この駅が白糸台駅となったそうです。





白糸台駅に隣接する車両基地方面を、ホーム側から撮った写真です。

他の西武線とは、孤立する多摩川線用車両のメンテナンスを行う基地で、最大収容車両数20両と比較的小規模ですが、Nゲージレイアウトの参考にするならこのくらいの方がよいですね

ここでは、主要部検査や全般検査は行われていません。

設備は特に古い印象はなく、さすが大手私鉄といった感じで、かつてはここに蒸気機関車やガソリン動車が配置され走っていたということが想像しにくいです。